英語の勉強は…
英語の勉強を始めたけれど
- 集中できない
- 続けて行けるか不安
- 英語学習で何回も挫折している
という人は少なくないでしょう。
私は、英語に苦手意識を持っていて、なかなか積極的に英語の勉強に取り組めませんでした。
しかし、試行錯誤しつつ、学び続け今ではある程度、英語を使えるようになっています。
今日は、私が英語を学び始める時に知っておきたかった、3つのこと
についてご紹介します。
これを知っておくことで、より英語学習に集中できると思います。
時間をかける
一つ目は、
成果を焦らない
ということです。
英語をはじめとする語学学習では、勉強して成果が見えるまでに、どうしても時間がかかります。
1日数時間英語を勉強しても、2週間で劇的に英語力が向上するということは通常期待できません。1日30分の学習であればなおさらです。
多くの、学生 / 社会人は、日常生活で日本語をメインに使っています。アジア圏で英語力が高い国というとシンガポールやインドなどを思い浮かべると思います。
他にも多くの人が英語を使える国として、マレーシアやフィリピンがあります。
マレーシアやフィリピンでは、学校教育や仕事など日常の一部で常に英語を使用しています。
これらの国に比べ、圧倒的に英語に触れる機会の少ない日本で、英語を勉強していくときには、ある程度
時間をかける必要がある
という心がけが重要です。
英語教材の中には、
- 聞くだけですぐに、使えるようになる英語
- これだけ知っていれば英語は使える
- 英語は難しくはない
という、耳障りのいい宣伝文句がある、ことも多いです。
惑わされてはいけません。おおよそ言い切れることとして、
英語をある程度使えるようになるためには、
一定の時間は必要
ということです。
私の知る限りでは、英語習熟者ほど、
簡単に英語ができるようになる
とは言いません。
もちろん、簡単 / 難しいというのは少なからず主観が入るものなので、判断は容易ではないです。
それでも、日本で育った英語話者は、多くの人が
英語の習得には、ある程度時間が必要
と言っている傾向があります。
しかし、裏を返せば、日常生活で日本語を使っている私たちでも、
時間をかければ、英語を使えるようになる
ということです。ここは、特に実感しています。
英語の勉強を始めた時には
英語を使いこなせている理想の自分
と
まだまだ、顕著な成果が見えない今の自分
のギャップに悩むことは多いものです。
あせらず、1歩ずつ続けて勉強していきましょう。
止めない限り、上達を期待できます。
学習過程を楽しむ
二つ目は、
勉強の過程を楽しむ
ということです。
目的があって、英語学習を続けている場合、
結果が出ないとどうしても苛立ち、
勉強に身が入らないということがあります。
そんな時には、勉強に集中するためにも、
学習内容そのものに、
- 興味を持つ
- 楽しむ
ことに意識を向けると、状況が改善することがあります。
よく言われることですが、
英語はツール / 道具
です。
頭では理解しているつもりでも、
英語ができるようになりたい
と強い気持ちで学習を続ければ続けるほど、この部分が見えなくなります。
英語が道具だ、ということは、
何かをするためのものだということです。
- Reading → 何かを読んで知るため
- Listening → 何かを聞いて知るため
- Speaking → 何かを話して伝えるため
- Writing → 何かを書いて伝えるため
の英語、と捉えることができます。
英文を読んでいるときに、
- 内容に興味を持つ
- どんなことを知ることができるか、と期待する
という姿勢が少しあるだけで、Readingの勉強に集中しやすくなります。
英語のツール、その先にある対象に、目を向けることで、
自然と、
英語を(ツールとして)使いこなしてみる
という積極的な学習姿勢が生まれ、英語学習を楽しめることが多くなると考えています。
できると良いことがある
三つ目は、
やっぱり英語ができると良いことがある
です。
ありきたりですが、
世界が広がります。
AIの進歩で、今後英語を勉強する必要がなくなるかもしれない、
と言われています。
そうなのかもしれません。
それでも私は、
- 英語に興味がある
- 自分で英語を使えるようになりたい
という人には英語を勉強することを勧めます。
日本にいても、いなくても、
テクノロジーの進歩により、日本語でほとんどのことができます。
より正確に言うと、ある程度不自由なく、情報を知り、コミュニケーションを取ることができます。
そのような状況だからこそ、英語を使えるだけで、さらに自分の活動範囲を広げることができます。
特に、英会話で顕著ですが、
- 通訳なし
- 機械翻訳なし
である程度コミュニケーションを取れるようになると、多くのことを知ることができます。
日本語を使うコミュニティに加え、英語を使うコミュニティに参加する
ことへの心理的ハードルが下がると、色々なものの見方や考え方を知ることができます。
英会話以外でも、英語というツールは、大きな力を発揮します。
インターネットを使うと、無料で多くの情報に触れることができます。
毎回、Google翻訳でWebページ全体を日本語に直してから読む、
というひと手間がないだけで、英語で書かれた情報を掴むスピードが早くなります。
YouTubeでは、英語であれば、日本語よりもはるかに充実したコンテンツを楽しむことができます。
英語が母国語ではない人が、英語で動画をアップロードしていることが多いからです。
これは、同時に、
英語で発信できれば、ものすごい数の潜在的な視聴者を持てるということでもあります。
自分で英語を少し使えるだけで、これらの巨大な世界にアスクセスしやすくなるのです。
これから
今日は、
- 英語の勉強には時間がかかる
- 学習の過程を楽しむ
- 英語ができると良いことがある
ことを意識して、英語学習を続けよう、という話でした。
私は、英語の勉強を始める前に、
英語に対してあまりポジティブな感情を持っていなかったような気がします。
でも、英語学習を長く続けてきて、
本当に良かったと思っています。
今では、英語学習にポジティブな気持ちで取り組めています。
今、英語を
- 苦手
- 嫌い
と思っている人でも、
- 使えたら良いかも
- 気になっている
という場合は、少しずつでも英語の勉強を始めてみてはどうでしょうか。
時間をかければ、
きっと英語の強み / 楽しさ
を実感できると思います。
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