この記事の内容
今日は、
勉強、運動などを続けたい時には、
記録を取ると良い
ということをお伝えします。
ここでの、「記録」とは、
- いつ(例:11月8日)
- 何を(例:英単語の勉強)
- どれくらいの量(例:50単語)
- どれくらいの時間(例:25分)
取り組んだか、アプリやノートに記録していく、ということです。
なぜ記録が良いのか
続けやすくなる
何かを続けるときには、記録を取る、ということをお勧めします。
理由は、
そもそも、続けやすくなる
からです。
何言ってるのか分からない。
という声が聞こえてきそうなので、少し詳しく説明します。
皆さんは、ゲーミフィケーション
という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
ゲーミフィケーションというのは、簡単に言えば、
「ゲームで使われている仕組みを、ゲーム以外の場面で使って効率的に作業をしよう」
という試みです。
これまでゲームと言えば、テレビゲームやインターネットゲームのイメージが強く、
一部の人だけのめり込むというコンテンツでした。
しかし、今では、スマートフォンの普及により、子供からおばあちゃんまで、
幅広い人がゲームを気軽に楽しめるようになっています。
例えば、ポケモンGOや、ツムツムなどのパズルゲームですね。
スマートフォンのゲームでは、多くの人が、
「気が付いたらやっている」
「ついアプリを起動する」
ことが特徴です。
この「ついついやってしまうゲームの仕組み」は長年、研究されており、
この仕組みを他の分野に応用しようというのが、ゲーミフィケーションの考え方です。
ゲーミフィケーション自体には、膨大な研究結果が蓄積されているので、
ここで全て紹介するのは難しいのですが、ここでは、「記録する」という点に注目します。
多くのスマートフォンアプリでは、
- ログイン回数
- ゲームプレイ時間
などの、ユーザーの行動が記録されていき、それをユーザーが確認できるようになっています。
この、行動の記録を残して、あとから確認できるようにしておく
ということが、勉強や運動を続ける過程でも、ゲームと同様にモチベーションにつながります。
今では、多くの学習支援アプリ、ダイエットアプリなどで、
ユーザーの行動が記録されて、あとからユーザーが確認できるようになっています。
例えば、
という学習管理アプリでは、ユーザーが簡単に学習時間を記録することができ、
一週間に15時間勉強した、など、あとから振り替えることができるようになっています。
ゲームと同じで、自分の作業履歴が分かると、モチベーションが続きやすいものです。
この、作業履歴を残す、という方法を、自分が継続していきたい作業に使うのです。
今では、色々な方法で記録を取ることができます。
- 記録アプリを使う
- スマートフォンのメモ帳に記録する
- SNSで発信することで、記録の代わりにする
1.は学習支援アプリ、ダイエットアプリなどを使う方法です。
自分が続けていきたいこと(勉強や運動など)で専用のアプリがある場合には、
一度試してみるのがお勧めです。無料で使えるアプリも多くあります。
2.は専用のアプリが無いような、特別な作業を続けたいときにお勧めです。
また、使うアプリを増やしたくない、すでに日々日記をつけている、などの場合も、
日記帳やメモ帳に記録を付けるという方法がお勧めです。
3.SNSで作業履歴を投稿するという方法も記録として使えます。
例えば、Twitterに作業履歴を投稿する、という使い方があります。
周りの人に毎日の取り組みを知ってもらいつつ、記録を残す、というときには、
特に有効です。
改善しやすい
記録を取ると、そもそも続けやすい、という点以外に、
フィードバックを得やすい / 振り返りやすい
という利点があります。
例えば、英語の学習記録を見返して、日次の記録が、
- 例1:英単語数 55(1日目) → 48(2日目) → 35(3日目…) → 21 → 15 → 5
- 例2:英単語数 55(1日目) → 0(2日目) → 60(3日目…) → 2 → 50 → 0
となっていたとします。
例1では、少しずつ、取り組む単語数が減っていることが目に見えて分かります。
この場合は、どうすれば、
もう一度モチベーションを立て直せるか=1日目(単語数55)の気持ちに切り替えられるか、
という点から、自分の学習を修正することができます。
例2の場合は、学習単語数が日によって、大きく違うことが分かります。この場合は、
- 日によって、学習単語数にバラつきがあってもいいか
- 毎日、同じくらいの単語を学習していきたいのか
をあらためて、考える機会になり、結果として効率的に学習を進めることができます。
上記の例2つでは、説明のために簡単な例にしていますが、ここに合わせて、
①どれくらいの時間その作業に取り組んだのか、②他の作業記録(例えばダイエットや副業など)
を確認することでより細かく、フィードバックや振り返りの機会を作ることができます。
まとめ
この記事では、継続するためには、
作業の記録を残すと良い。
なぜなら、
1)続けやすく、2)作業の改善をしやく
なるから、ということをお伝えしてきました。
色々なアプリや簡単な記録(スマートフォンのメモ帳)などで、
作業履歴を残すことで、作業が続きやすくなります。
「明日からやってみよう」と言わず、今日から、いえいえ
今から、記録を付けてみてください。
きっと、続けることができるはずです。
コメント