毎日必ず勉強する
いざ、英語の勉強を始めても、
気が付いたら、また止めていた
ということは多いものです。
どうすれば、長期間英語の勉強を続けることができるのでしょうか?
今日は、
毎日勉強する
という、シンプルですが、強力な方法
を紹介します。
英語を長く続けるためのコツは、非常に分かりやすく
毎日必ず勉強する
ということです。
2日に1回でも、1週間に3日でも、1週間で10時間でもなく、
毎日勉強
というルールが重要です。
毎日勉強
と決めた上で、1日2時間、英語の勉強時間を確保する
とさらに設定するのは問題ありません。
ただし、その場合も、何よりも優先順位が上なのは、「毎日勉強」ということです。
以下の理由から、毎日勉強が、継続学習には有効です。
学習過程を管理しやすい
まず、学習過程を把握しやすい、というのが理由の1つにあります。
学習状況をきちんと把握できていてれば、自分の学習を振り返りやすく、改善策が見つけやすくなり、結果的に学習が続きやすくなります。
忙しい日常生活の中で、1週間に3日、1週間に12時間などの英語学習の設定だと、管理が難しくなります。
それに比べて、「毎日英語を勉強できているか」というのは、どんなに忙しくても
それができているか
がすぐに把握できます。
- 1週間に4日しか勉強できていない → 英語学習の見直し
- 毎日勉強できている → 余裕があるなら、1日の中での英語の勉強時間をさらに増やす
など現状把握から、改善に結びつけ、管理しやすくなります。
記憶の定着を促す
毎日学習に取り組むと、学習した内容が定着しやすくなります。
より英語ができるようになっていく実感を得やすいので、続けやすくなります。
1週間に3日などの、不定期な学習になりやすい設定に比べて、
毎日学習する場合は、コンスタントに英語に触れる、ということになります。
この、コンスタントに勉強する、というのが英語学習ではとても重要です。
エビングハウスの忘却曲線、という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
何かを記憶するような学習で、時間とともに徐々に記憶が薄れていく、ということです。
この、自然に放置していたら忘却していく過程に、手をいれて記憶を定着させて行くときに重要なのが、定期的に学習を繰り返す、ということです。
毎日英語を勉強する、というルールが大前提の場合は、
英単語を何回も復習して、繰り返し忘却曲線を修正していくのは簡単です。
英語の勉強では、英単語やリスニングなど、繰り返し復習をして始めて、記憶に定着して状況が改善するタイプの知識がたくさんあります。
そのため、毎日勉強するという絶対ルールを決めておくと、学習効率を高めやすくなります。
自信をつける
毎日勉強する
ということを、少しずつ続けていると、そのこと自体が自信になります。
英語を身に着けていく、ということを考えた場合、長期戦になります。
1日に17時間、英語を勉強できた、ということよりも
毎日の英語学習が2週間続いた、ということが自信になり、さらに3週間、1か月、2か月
という継続学習へとつながっていきます。
確実に続けられているという実感を自信に変え、さらに長期的に学習を続けて行くためにも、毎日必ず勉強する、というルールをお勧めします。
勉強への心理的ハードルを下げる
毎日取り組んでいると、勉強に対するハードルが下がります。
3日に1回、6時間勉強=計6時間
よりも
1日に1回、2時間勉強×3=計6時間
の方が、1回の学習にかかる心理的が負荷が小さいです。
3日に1回取り組めば良い方の学習方法は、一見簡単そうですが、それほど簡単ではありません。勉強しない2日間は、誰でもそれを守ることができるのですが、問題は残りの1日間です。ここでは、6時間勉強する必要があります。それまで2日間英語を勉強してこなかった状態で、いきなり6時間勉強する、というのは心理的なハードルが大きくなります。
上記で説明した記憶の定着の観点に加えて、
作業開始=勉強開始、の時の心理的ハードルをなるべく下げておくことによって、
英語の勉強を投げ出す確率を低くできます。
締め切り効果を活用
毎日学習では、締め切りが短く設定されている、ということも重要なポイントです。
締め切りが設定されていると、頑張って作業しやすくなるということが広く知られています。これは、締め切り効果とも呼ばれています。
毎日勉強すると決めておくのは、
毎日に締め切りがある
という状態です。
1週間に10時間勉強する、と決めておくよりも、
締め切りまでの時間が短い=毎日の締め切りを守ること
に意識がいきます。
この結果、1日、1日、目の前の作業に取り掛かりやすくなります。
毎日期限を守って勉強することで、英語の勉強が続くことになります。
一歩ずつ、歩みを進める
今日は、
- 学習過程を管理
- 記憶の定着
- 自信をつける
- 勉強への心理的ハードルを下げる
- 締め切り効果
という点から、
英語の毎日学習
が、継続のための近道だ。というお話をしました。
まずは、1日目、そして翌日と、一歩ずつ英語の勉強を進めていきましょう。
気が付いたら、2週間、毎日勉強が続いていた、となる日がやってきます。
コメント