100日チャレンジ
100日チャレンジ、という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
100日チャレンジは学習法の一種で、
- 自分が身に付けたい習慣
- 学びたいこと
などを、100日間実施するというシンプルな方法です。
この方法は、学習法として評価が高く、
色々な分野で多くの人に使われています。
- 語学学習
- ダイエット
- 運動
- 資格のための勉強
などに広く用いられています。
今日は、この100日チャレンジについて
- 英語学習
- プログラミング学習
の点から見ていきます。
100日チャレンジの基本的なルール
100日チャレンジは、
100日間学習を続けるというシンプルな学習法です。
基本的なルールや流れは以下のようになります。
- 取り組む内容を決める
- 簡単に学習計画を立てる
- 毎日少しでも取り組む
- 毎日進捗状況をSNSで発信する
という形です。
まず、取り組む内容を決めます。
今回の例であれば、英語やプログラミング学習です。
次に、100日間で達成したい内容やマイルストーンを簡単に決めます。
計画の段階で詳細を決めようとすると、なかなか行動に移せなくなることがあるので、簡単に計画を立てる、というイメージで大丈夫です。
そして毎日少しずつでも取り組みます。
この時に、重要なのが進捗状況をSNSで報告するということです。
Twitterで、
- 100日チャレンジ
- 100DaysOfCode
- 100DaysOfEnglish
などのハッシュタグを付けて、毎日発信する形が一般的です。
他のSNSを利用しても良いと思います。
毎日SNSで進捗を発信することで、学習が続けやすくなると言われています。
英語学習
英語学習に100日チャレンジを活用できます。
100日チャレンジの基本的な流れ
- 取り組む内容
- 学習計画
- 毎日取り組む
- SNSで発信
に沿って説明します。
取り組む内容は、英語学習ですが、もう少し詳しく設定しても良いです。
例えば、
- 英検
- TOEIC
- TOEFL
- IELTS
- 英会話
- 大学受験用英単語
などです。
学習計画を立てる時には、
- 100日目の到達点
- 中間目標
- 20日ごとの到達点
- 1日に取り組む量
などの、マイルストーンと、学習ペースを簡単に決めます。
TOEFLの例であれば、
- 100日目の到達点 → TOEFL iBTで80点
- 中間目標 → 50日時点でオンラインの模試で75点
- 20日ごとの到達点 → 最初の20日は英単語を集中的に、次の20日はListeningを…
- 1日に取り組む量 → 最低2時間
という位で良いので決めておきます。
ここで、
- 現在の自分の力と100日目の到達点を見比べて、無理のない範囲でゴールを設定
- 学習進捗を把握して、スケジュールは柔軟に変更していく
- 1日に取り組む量は、実現できる範囲で決める
などが重要かと思います。
そして、実際に日々取り組んでいきます。
特に、
- 1日の学習量は達成できているか
- 次の20日目標は期日に達成できそうか
- 100日目の到達点を変更する必要はあるか
など、毎日の取り組み → 100日目まで複数の観点から、自分の学習を見直してスケジュールを調整するとより、続けて行きやすいです。
毎日、学習に取り組んだ後に、
- 100日チャレンジの何日目か
- 今日学習した内容
を載せてSNSで発信します。
Twitterであれば、
- 100日チャレンジ
- 100DaysOfEnglish
などのハッシュタグを付けて発信すると良いと思います。
こうすることで、英語学習について
- 100日後という明確な期日と目標が決まる
- 日々の取り組みが見えやすくなる
- 学習の進捗を発信することで、日々取り組みやすくなる → 学習を止めにくい
などのメリットを享受できます。
プログラミング学習
プログラミング学習でも、100日チャレンジを活用できます。
プログラミングに関する100日チャレンジは広く知られていて、
100日チャレンジについて解説したWebサイトがあります。
100日チャレンジのGitHubページもあります。
100日チャレンジに役立つ、
- リソース
- FAQ
などを確認することができます。
プログラミング学習での100日チャレンジも、基本的な流れは英語学習の場合と同じです。
プログラミング学習での100日チャレンジでは、
- 自分のプロジェクトを設定する=何か作るものを決める
- 作るものはシンプルなもので良い
- プログラミング言語の基礎は、オンラインのコース等で学習してから取り組む
ことなどが推奨されています。
実際に、自分で作るものを決めて、自分のプロジェクトを進めることが良いとされています。
プログラミング言語の基礎的な部分をまずは学びたいという場合には、例えば以下のような形がいいと思います。
- 最初の20日間で、Progate、ドットインストール、freeCodeCamp、W3Schoolsなどを使ってオンラインで基礎を学ぶ
- 残りの80日間で、自分で簡単なものを作る
100日間すべて、オンラインの学習コースに充てるより、途中からでも何か自分で作るものを決めて、自分のプロジェクトを進めることが良いと思います。
最初の20日間でのオンライン学習に実際は50日間かかったら、
残りの50日間を自分のプロジェクトに充てる
という形で調整していくのが良いと思います。
100日チャレンジ中に、自分で何かを作り上げたという経験は、
その後プログラミング学習を続けていく上で、モチベーションにつながります。
- 実際にどんなものを作ればいいのか
- 自分のプロジェクトを決めると言っても…
という場合には、100日チャレンジに取り組んできた人の例を参考にすると良いと思います。
これまでに取り組まれてきたプロジェクトは多岐に渡ります。
- フロントエンドのコア技術を使ったプロジェクト
- ゲーム開発
- 機械学習(自然言語処理)
など色々な例があります。
- 自分の興味がある分野、技術
- 100日で到達できそうなもの
を選んでプロジェクトにするのが良いです。
100 Days Of Anything
今日は、学習の継続に役立つ100日チャレンジについて見てきました。
100日チャレンジは効果的で、実際に色々と報告例があります。
100日チャレンジは、アレンジも可能です。
例えば、
- 少しでも達成感があるように工夫する
- さらに高い目標を設定する
などです。
達成感の工夫は、色々考えられますが、私が実際に取り入れているのは、
到達目標を小さく設定する
という方法です。
最初から100日続ける、と考えると、なかなか続けるのが難しい場合があると思います。
その場合は、
- まずは5日続ける
- 5日続けることができたら10日続ける
- 10日続けることができたら15日続ける
と繰り返していき、100日間続けることを目指します。
この方法は、5日ごとに達成感を得られるので、
- 継続することに苦手意識がある
- 100日なんて、遠すぎる
などの場合には、お勧めの方法です。
さらに高い目標を設定する、ということも効果的です。
例えば、
- 100日チャレンジで目標を達成したので200日チャレンジに切り替えて、継続
- 余裕を持って100日チャレンジに取り組めたので、より複雑なプロジェクトを設定して新たな100日チャレンジに取り組む
などです。
100日チャレンジは、うまく活用できれば効果的な学習法となります。
英語学習やプログラミング学習に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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