目線を変えてみる
- 英語を習得したいけど、なかなか英語の勉強が続かない
- 英語を話せるようになりたいけど、英会話の機会がない
- プログラミングできるようになりたいけど、プログラミング学習が難しい
と感じている人は多いと思います。
今日は、学習を続けていくために見方を変えて
ツール / 手段として英語やプログラミングを使っていく
という方法を紹介します。
習得したいと思えば思うほど、
- 英語
- プログラミング
そのものに意識が向き、視野が狭くなることがあります。
目線を変えて、自分の趣味や仕事
に焦点を当て、そのための1つの手段、ツールとして英語やプログラミングを使っていく
という方法があります。
英語学習やプログラミング学習のために、
あえて英語とプログラミングをツールとして捉えることの利点を、
- 学習を続けやすい
- フラットな気持ちで扱える
の2つのポイントから説明します。
学習が長続きする
1つ目は、
学習を続けやすくなる
ということです。
英語やプログラミングが趣味です
という人は、簡単に学習を続けていけると思います。
しかし、そういう人ばかりではないですよね。
英語やプログラミングは、有効なスキルだからこそ、
取り組むのが難しいけど、学習していって何とか習得したい
という人も多いと思います。
この場合に、
英語やプログラミングにフォーカスして、学習を続けて行くと
どこかで煮詰まる、成長の停滞を感じる時がやってきます。
そんな時に、お勧めなのが、
一度、ツールとして捉える
なのです。
あくまでも1つの手段として、主役の座を他に譲ることで、別の視点から英語やプログラミングを学んでいくことができます。
この時の新しい主役は、趣味、仕事など何でも良いのですが、
- 自分の好きなもの
- 取り組む必要があるもの
などの軸で自分の中の優先順位が高いものを選ぶと、集中して取り組めると思います。
具体的な手順は、例えば以下です。
- 仕事中の事務作業で繰り返しの手作業が多い
- プログラミングで自動化できないか
- Excelファイル処理のためのPythonの使い方を勉強
という形や、
- 趣味の料理の写真をInstagramに投稿するだけでなく、レシピとまとめてうまく公開したい
- 自分でWebサイトを作って、InstagramやTwitterなどのSNSとも連動させてみよう
- Webサイト構築のためのプログラミング学習を始める
などです。
また、英語であれば、
- ストレッチやヨガが面白くなってきた → YouTubeで英語のストレッチ / ヨガ関連動画を参考にする
- ギターを始めた → 初心者のためのコミュニティがインターネット上にあるか英語で検索
- 趣味で写真を撮り始めた → 写真好きが集まるコミュニティのサイトが世界にないか探す
などの形です。
ポイントは、
- 主役は、自分で決めたもの(趣味や仕事など)
- 英語やプログラミングは、脇役(ツール / 手段)
- ツールだからこそ、常に使う機会が無いか探す
ということです。
必要だから、あるいは好きだから取り組んでいることに、
積極的に英語やプログラミングを組み込んでいくイメージです。
日本の場合は、特に
- 英語
- プログラミング
を使ってできることの中には、使わなくても実現できるものもあります。
しかし、一度
- インプットする情報を英語にする
- インターネットのQ&Aサイトの利用やSNS発信などのアウトプットを英語で試す
- プログラミングで仕事を楽にできる部分がないか探す
- 自分の興味の対象と関連したもので、プログラミングで作れるものがあるか探す
というように、
自分の興味関心 + 英語やプログラミング
を見つけると良いです。
英語やプログラミングを使わなくてもできることの多くが、
実は、それらを使ってみると、
- 想像もしていなかった広い世界を知った
- 効率が上がった
- 世界の多様性を知った
などの利益を享受できることが少なくないためです。
そして、英語学習、プログラミング学習という当初の目的から見れば、
- 気が付けば、ツール(英語やプログラミング)を使いこなそうと、勉強を続けていた
- そういえば、以前より、英語やプログラミングができるようになっている
となります。
この、
結果的には英語やプログラミング学習が続いていて、
習熟度が上がっていた、
というのがツールとして捉えることの最大のメリットです。
フラットな気持ちで扱える
2つ目は、
フラットになる
ということです。
これは、どういうことかと言うと、
英語やプログラミングに対する考え方や、気持ち、見方
がフラットになりやすい、ということです。
特に、それほど好きではない状態で、英語やプログラミング学習を続けていると、
ネガティブな感情を抱くことがあります。
必要だがら英語やプログラミングを勉強している、というケースが典型例です。
英語やプログラミングをツールとして捉えるまでもなく、実は本質的には、これらはツールや手段だとも言えます。
- 英語 → コミュニケーションのためのツール / 手段
- プログラミング → 何かを作るためのツール / 手段
というイメージです。
ツールである。そもそも手段である。という意識で見ると、ネガティブな要素はありません。
これは、本当に使用頻度の高いツールや手段を考えると、よくわかるかと思います。
例えば母国語です。
日常で、ツールとして使っているので、
良くも悪くも
空気のようである
と感じている人は多いと思います。
そこにあるから使う、のです。
基本的には、好きも嫌いもない、という人が多いと思います。
ツールとして、英語やプログラミングを捉えなおすことで、
フラットな気持ちで捉えやすくなります。
苦手意識を薄めることができる、意識しなくなる、と言い換えることもできます。
主役は、自分で決めたもの(趣味や仕事)です。
そのための役立つツールとして英語やプログラミングを使いましょう。
- なんで好きでもない英語を勉強しているのか
- プログラミング苦手だな
といったネガティブ要素があったとしても、それを薄めることができます。
ツールはあくまでもツールです。
目線を主役に持っていき、そこに便利なツールがある、という捉え方で進めていくと、
英語やプログラミングをフラットな気持ちで捉え直すことが出来ると思います。
積極的にツールとして使っていく
- 自分が好きなもの
- 自分が取り組む必要性を強く感じているもの
に、英語やプログラミングをツール / 手段として取り入れるのは、
英語学習、プログラミング学習の点からとても有効です。
そして、万能とは言わないまでも、英語やプログラミングは汎用的でとても便利なツールです。
実際に、ツールとしての優秀さに注目する声は聞こえてきます。
ツールとして使っていくことが大切です。
私も、ツールとしての英語、プログラミングという見方を意識してから、学習を続けやすくなりました。
英語に苦手意識を持っていた時もありましたが、今では肩の力を抜きつつ、英語学習を続けられています。
ツールは、うまく使いこなせば、自分の目標達成に大きく貢献します。
- 英語やプログラミングに苦手意識があるけど、学んでいきたい
- 英語やプログラミング学習は自分にとって必要だと分かっているけど、気が進まない
という人は、
ツールとして、英語やプログラミングを活用してみてください。
長く、学習が続けられるかもしれません。
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