はじめに
- 人生100年時代
- ライフ・ロングラーニング
- 先の見えない世界
- 変化の激しい時代
- 自由に生きよう
これらを聞くことは多いですよね。
そんなとき、
- 独学しよう
- 何か自分で学び始めよう
と思う人も多いのではないでしょうか。
いざ、独学しようと思っても、
- どうすればいいのか
- 自ら学ぶことに慣れていない
という人もいると思います。
今日は、独学を始め、続けて行くための私のコツを
紹介したいと思います。
- 目的を見定めて
- メリットを把握
- デメリットを乗り越える
ことで、独学しやすくなる、というお話です。
目的は
独学は、他の人に強制されるものではありません。
「自分からやろうと思って、取り組みはじめる」
ということが、最大の特徴だと思っています。
誰からも強制されないので、逆に言えば、
- いつでも止められる
- いつまでも始めない
ということがあります。
独学を、実りの多いものにするために、まず、あなたが
なぜ、独学しようと思っているのか
を考える必要があります。
難しく考える必要はありません。
- 英語が好き → 英語の独学をしよう
- プログラミングに興味がある → プログラミングの勉強してみよう
- 副業が必要だと思っている → 副業のために特定のスキルを独学で習得
というように、興味関心や必要性から、一度目的を整理すると、
「自分が本当にやろうと思っている独学」に焦点を合わせることができます。
変化の激しい時代だからこそ、独学の対象は人それぞれです。
自分が納得のいくものだけ独学することで、効果を得やすくなります。
独学には良いことがある
独学には多くのメリットがあります。
強みを理解することで、より続けやすくなります。
主体的に取り組める
- 好きだから
- 興味があるから
- 必要だと思っているから
という理由で、独学する場合がほとんどです。
そのため必然的に、学習姿勢が非常に積極的になります。
まず、ポジティブなイメージを持っているため、続けて行くための労力 / エネルギーが持続しやすいです。とくに、自分の好きなもの、興味があることを独学の対象にしている場合には、これが顕著です。自分の好きな、趣味や娯楽が、独学と結びついているイメージをすると分かりやすいかと思います。
例えば、ハリウッド映画が好きで、海外セレブのSNSを読み込みたい。という人は英語の学習を続けやすいですよね。
自分で、本当に意味を見出しているため、主体的に動きやすくなります。主体的に動けるものに対しては、生産性が高くなります。
身に付きやすい
上記の主体的に取り組みやすいという話と関係しますが、独学は、自分でやりがいや必要性を見出しているため、やらされている勉強や学習より、身に付きやすいです。
好きなものを続けている場合は、
好きなので継続する → 続けられるので学習効果が見られる → より一層好きになる
という好循環が生まれます。
必要性を感じて、独学に取り組む場合も、自分で本当に納得して始めたものであれば、受け身で始めた勉強よりも、ずっと効果を上げやすくなります。好きなものを独学するときと同じように、自然と続けやすいからです。
対策しよう
独学には、弱点もあります。
迷子になる
主体的に進める独学では、どうしても学習の過程で、目的地を見失うことがあります。
- 英語のリスニング力を上げようと独学を始めたが、気が付いたら英語の発音の勉強ばかりしていて、リスニング能力自体が上がらない
- プログラミングを独学で始めたが、1冊入門書を読み終わったら、2冊目、3冊目と読み続け、書籍を読むことが目的になっていた
などのケースです。
能力向上の実感を得にくい
- 副業のために独学を始めたが、これが実際の副業の成果として現れるのか不安
- ギターを始めたが、演奏の技術は向上しているのかいまいち確信がない
などの場合です。
対策できる
これらの欠点を乗り越えるために、次の2つがお勧めです。
1)小さい目標を設定する
1週間で、英語の発音の無料コースを勉強して、2週目には、リスニング教材に進む
といったように、いくつかステップを分け、小さい目標を立てると、学習の方向性を見失いにくくなります。
2)アウトプットする
独学に取り組み始めた時には、インプット作業に集中しがちです。
- 自分の学習記録として役立てる
- スキルや知識の向上を把握できる
- フィードバックを得る機会になる
という点で、独学初期の段階から、アウトプットにも時間を割くことをお勧めしています。
- プログラミングで何か簡単なものを作ってみる
- 副業のための独学でも、勉強しながら実際に、小さく何か副業を始める
- ギターで1曲演奏、収録して、音声メディアにアップロードする
など、アウトプットをこまめにしていくことで、独学の効率を高めることができます。
おわりに
今回は、
独学するときには、
- 学習の目的を確認
- 主体的に学習できるという、独学の強みを意識
- アウトプットや小さくゴールを設定することで、独学の弱みを乗り越える
がお勧めという話でした。
積極的に学ぶことで、多くのことを習得できます。
独学しようと思っていたという人は、ぜひ試してみてください。
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