日本語でもMOOC
オンライン学習の形として、広く知られているMOOCについては、これまでも紹介してきました。
- Coursera
- edX
- Udacity
- Khan Academy
などです。
これらのMOOCプラットフォームは、主に英語を使用して学習を進めます。
今日は、日本語を中心に学習できるプラットフォーム、学習コースを紹介します。
- JMOOC
- YouTube
などです。
JMOOC
JMOOCは、日本の各種MOOCを取りまとめたポータルサイトであり、様々な講座を検索できます。
- gacco
- OpenLearning
などの受講できるMOOCのコースを探すことができます。
gacco
gaccoでは、様々な分野の講義を受講できます。
受講期間は、1週間から4週間程度が多い印象です。
- 人工知能
- デジタルマーケティング
- IoT
- データサイエンス
- 日本史
- 心理学
- 経営学
など扱っている分野は多岐に渡ります。
学び直しや、ビジネス、学校の授業の復習用など、多様な用途に活用できると思います。
OpenLearning
OpenLearningは、基本的に無料で学べるMOOCプラットフォームです。
- MIT
- Yale 大学
など海外大学の講義シリーズもあるのですが、日本語字幕を参照できます。
gaccoと同様に、
- 心理学
- ビジネス
など色々な領域の講義があります。
YouTubeを活用する方法
一般的なMOOCのように、課題の提出やディスカッションなど、学習のインタラクティブな側面は無くなりますが、YouTubeを活用することで、さらに幅広い分野の学習に日本語で取り組むことができます。
ここでは、そのいくつかを紹介します。
慶應義塾Keio University
慶應義塾Keio UniversityのYouTubeチャンネルには、多くの大学講義動画が公開されています。
日本語で視聴できるものも多く、
- 応用確率論
- 量子コンピュータ
など、専門的な講義動画を確認できます。
東大TV / UTokyo TV
東大TV / UTokyo TVでは、公開講座をはじめとして様々な講義動画を確認できます。
公開講座のリストでは100以上の動画が公開されており、
- 歴史
- 文学
- 生物学
- 心理学
- 工学
- 医学
などあらゆる領域が扱われています。
その他のチャンネル
YouTubeには、他にも多くの学習用動画があります。
英文法や英単語などについて分かりやすく解説されています。英語学習に活用できると思います。
Pythonの基本や、ライブラリの使い方が分かりやすく解説されており、参考になるかと思います。
Microsoft Excelの活用のための解説動画が充実しています。
ディープラーニングに関する様々なテーマ、
- Pythonのディープラーニング用ライブラリPyTorch
- 自然言語処理
- AIのための数学講座
などについて、Udemyの当該コースの紹介動画を確認できます。
自分に合った学びのスタイルを見つけるために
学校や職場の他に、色々な用途で学習に取り組む機会があると思います。
- 復習のため
- 仕事のため
- 副業の準備
など目的は様々ですが、何かを学びたいと思った時に、選択肢はたくさんあります。
今では、多くの領域で予備校やスクールがあります。
予備校やスクールに通う前に、今日紹介したようなMOOCやYouTubeで、まず取り組んでみる、というスタイルはお勧めです。
- 自分が想定していた通りの分野だったか
- 分かりにくい箇所はどこなのか
- 続けて行きたいと思うのか
などから
- 本格的に予備校やスクールを活用するべきなのか
- どういう観点でスクールを選べば良いのか
といったように、自分の学習の次のステップが見えやすくなります。
気になった人は、ぜひMOOCやYouTubeを使った学習を試してみてください。
まだ知らない面白い分野、領域が見つかるかもしれません。
コメント